映画『居眠り磐音(いねむりいわね)』 感想 あらすじ ネタバレ 〜切ないほどに、強く、優しい。が最も似合う男の時代劇〜

映画『居眠り磐音(いねむりいわね)』 感想 あらすじ ネタバレ 〜切ないほどに、強く、優しい。が最も似合う男の時代劇〜

 

 

 

・タイトル

居眠り磐音

・監督

本木克英

・出演者

松坂桃李

木村文乃

芳根京子

・公開年

2019年

 

 

苦楽を共にした幼馴染を失い、愛する人を失い、胸が苦しくなるほど切ない人生をこの男は強く、生き抜いた。

 

 

オススメ度 ★★★★★

 

 

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・あらすじ

 

3年間の江戸勤番を終えた坂崎磐音は幼なじみの小林琴平、河井慎之輔とともに九州・豊後関前藩に戻った。琴平の妹・舞は慎之輔に嫁ぎ、磐音もまた、琴平と舞の妹である奈緒との祝言を控えていた。しかし、妻の舞が不貞を犯したという噂を耳にした慎之輔が舞を斬ってしまい、それに激高した琴平が慎之輔に噂を吹き込んだ人物と慎之助本人をも斬るという事態に発展。磐音は罰せられた琴平を討ち取るよう命じられてしまう。2人の友を1日にして失う悲劇に見舞われた磐音は、許婚の小林奈緒を残したまま関前を後にし、たどり着いた江戸の長屋で浪人に身をやつすこととなる。昼は鰻割きとして働き、夜は両替商・今津屋で用心棒稼業を始めた磐音だったが……。

映画.comより

 

 

 

・感想ネタバレ含む

 

 

今までは時代劇という括りだけで敬遠してましたが、イメージがガラッと変わりました。

 

 

この時代劇、面白い。

 

 

内容も時代劇初心者には理解しやすいものとなっているのですごく観やすかったです。

なにより磐音始め登場人物たちの心情がとても丁寧に描かれており感情移入しやすかったですね。

 

 

冒頭で幼馴染の青年武士3人が江戸勤番を終え故郷に帰るのですが、あるちょっとした不祥事によりまさかの殺し合い勃発。

磐音以外の幼馴染が全滅という悲惨な状況で幕を開けます。

 

 

本作の軸として、磐音と奈緒の互いに想う様子が描かれております。

互いに惹かれ合い将来を約束し、長い間磐音の許嫁として待ち続けるもいくつもの悲劇が重なり離れ離れとなってしまう人生。

胸が締め付けられるほどの思いを背負って生き抜く磐音の姿を見て涙をこらえるのに必死でした。

 

そんな悲しい過去を背負っている磐音の殺陣は、まるで眠っているかのような構え方「居眠り剣法」の達人であり、その剣戟はしっとりと切なく、優しく、悲しいほど美しかった。

 

 

立会いのシーンでは激しさまではありませんでしたが、その分しっかりと作り込まれており、間合いや息遣いにまでも緊張感が伝わってくるようなリアルさが表現されていて、静寂ではありましたが磐音の内に秘めた闘志が激しさを物語ってましたね。

 

 

奈緒の姿も心もとても美しく、一途に磐音を想う芯の強さに心を打たれました。

最後は磐音と暮らすんだろうなーとか思ってましたが、一緒になれず。

奈緒は江戸吉原で花魁となってましたが、磐音を想う気持ちに変わりはなく、いつまでも磐音の妻であるとの言葉に涙。

二人の願いは叶わぬものとなりましたが、おこんといい感じになってほしいと思いました。笑

 

 

 

最後にこれだけ、

公開前にいろいろあった本作。

撮り直しも行ったということもあって、キャスト、スタッフ陣の思い入れは強いと思います。

その思いを形にし完成した映画は何ものにも代え難い素敵な映画になったと思います。

それから、柄本明の演技が逸品。

いい意味で演技が生々しく作品に一味も二味もスパイスを効かせておりこの作品の見どころの一つでもありますね。

 

時代劇を敬遠してる方、時代劇が苦手な方でも存分に楽しめる内容となってますので、観ることを強くおすすめします!

 

 

 

ということで、

 

長くなりましたが、このへんで。

 

 

 

それでは。

 

 

 

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