『スタンド・バイ・ミー(原題“Stand by Me”)』感想 ネタバレ あらすじ 〜この映画を観て線路の上を歩きたくなった〜

『スタンド・バイ・ミー(原題“Stand by Me”)』感想 ネタバレ あらすじ 〜この映画を観て線路の上を歩きたくなった〜

 

 

 

・タイトル

スタンド・バイ・ミー(原題“Stand by Me”)

・監督

ロブ・ライナー

・出演者

ウィル・ウィートン

リバー・フェニックス

コリー・フェルドマン

・公開年

1987年

 

 

映画史に残る青春ロードムービー。素晴らしいに尽きる。

 

 

オススメ度 ★★★★☆

 

 

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・あらすじ

 

時代は1959年、彼が12歳だった頃にさかのぼる。ゴードンは、オレゴン州キャッスルロックの田舎町で育てられる。お世辞にも治安がよい場所では無く、何かしらの粗悪な家庭環境を持つ貧しい人たちが住む田舎に暮らすゴードン、クリス、テディ、バーンの4人は、性格も個性も異なっていたがウマが合い、いつも一緒に遊んでいた。ある日、バーンは不良グループである兄たちの会話を盗み聞きしてしまう。3日前から行方不明になっているレイブラワーという少年が、30キロ先の森の奥で列車に跳ねられ死体のまま野ざらしになっていることを知る。バーンがゴードンたちに話すと、「死体を見つければ有名になる。英雄になれる」と言う動機から死体探しの旅に4人で出かけるのであった。

wikipediaより

 

 

 

・感想ネタバレ含む

 

 

昔の洋画っていいですよね。

その時代の雰囲気が素朴でありのままの姿を映していて。

CGのオンパレードでガチャガチャしてるのも好きなんですけど、こういうのも好きです。

 

4人が旅を通して成長していくところがこの映画の見どころで、子どもから大人になっていく青春の1ページを描いている物語。

列車に轢かれた死体探しの旅の中で、子どもらしい純粋な一面とその過程で知らず知らずに大人になってしまう物悲しさの対比が見事に表現できているなと感じました。

 

 

4人は自らを出来損ないと思いながら生きています。

しかし彼らは自らその性格を選んだわけではなく、周りの環境や大人たちがそうさせているのだと思います。

純粋な子どもの意見を何もなかったかのようにもみ消し自分を正当化する大人たち。

そんな大人たちが作り出した子ども達の心の葛藤が痛いほどよくわかるものとなっています。

 

 

大人が正しい、ということだけで片付けてしまう世界。

その理不尽世界へと足を踏み入れようとしている少年たち。

そんな “4人の少年たちが大人になっていく映画” というよりは “大人に立ち向かう少年たちを描いた映画” といってもよさそう。

 

 

そう感じたのがラストでのクリスと兄貴が対峙するシーン。

子どもながらに旅をしてようやく見つけた死体だが、車で簡単に死体の場所までたどり着いた兄貴たち。

それぞれの目的は同じだったが、そこに至るまでの過程が両者で全く異なっている。

苦労してたどり着いた少年たちだが、大人という一存で手柄を横取りしようとする兄貴たち。

そんな大人に立ち向かおうと子どもという殻を破って構える少年たち。

見た目は違えども、少年たちは精神的に大人よりも大人へと成長していたのではないでしょうか。

 

 

 

最後にこれだけ、

その後のクリスは弁護士になるのですが、災難に見舞われ命を落としたという。

その訃報を知らされたゴードンだが、少年時代に共に過ごしてきた仲間たちでも十数年前合わないだけでその死を嘆き悲しむものでもなくなっていることにどこか寂しさを覚えます。ラストで、あの12歳の時のような友達ではもうできない…もう二度と。とゴードンはパソコンで打ち込みます。

人生何が起こるかわからない。

その時のその時がかけがえのないものになるのだと。

大人になることでその時代の記憶は淡い記憶と化してしまうのだと。

この映画はいつの時代になっても観たくなるような、人生の教科書のような作品だと感じました。

 

 

 

ということで、

 

 

長くなりましたが、このへんで。

 

 

 

 

それでは。

 

 

 

 

 

 

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