・タイトル
ザ・ボーイ〜人形少年の館〜(原題“The Boy”)
・監督
ウィリアム・ブレント・ベル
・出演
ローレン・コーハン
ルパート・エヴァンス
他
・公開年
2016年
ザ・ボーイ、1時間半ほどの短い映画となっている。サスペンスホラーと言うのだろうか、老夫婦が自分の子供と見立てた人形の世話役としてやってきた女性に降りかかる怪奇現象を描いた作品。ちょっと暇つぶしに観るのが丁度いい気がする。とにかく、人形が終始不気味。ホラーではない。
オススメ度 ★★★☆☆
・あらすじ
過去に別れを告げるべく新天地にやってきたグレタ(ローレン・コーハン)は、老夫婦と一緒に生活している8歳の少年の世話係のアルバイトをすることになる。ところが紹介されたのは子供の人形で、夫婦はブラームスと呼んで可愛がっていた。さらに人形の世話には、決して破ってはならない10のルールがあったが、グレタは老夫婦が旅行に出かけた後、そのルールを無視してしまい・・・。
シネマトゥデイより
・感想 ネタバレ含む
スーパーナチュラル、ウォーキングデッドでお馴染みのローレン・コーハン主演映画『ザ・ボーイ』。
かっこいいんですよねー彼女。
私としてはドラマで見ることが多いせいか、映画の主演をしている彼女が新鮮に感じました。
それはさておき、今回観た映画『ザ・ボーイ』、個人的には飽きずに観ることができました。ところどころでびっくりさせられるシーンが多くあったせいですかね。笑
まず老夫婦が、亡くなった息子の人形ブラームスに話しかけているっていうことが観ていて気持ち悪かったですし、亡くなった息子の人形があることも気持ち悪さ倍増でした。
ベビーシッターで訪問する家にあんな不気味な人形とそれを世話している老夫婦がいたら、私なら一目散に逃げますけどね。笑
ですがグレタはその事実をあっさり受け入れちゃうんですよ。なんとも強靭なハートの持ち主。
そこからはブラームスとの奇妙な同居生活。
ちゃんと世話するんだーって思いながら観てました。
途中、グレタが目を離した隙にブラームスが移動するってシーンがあったんだけど、実際そんなことあったら平常心じゃいれないよね。
でもグレタは、毎週日用品の配達に訪れるマルコムって男と一緒に移動する様子を観察し始めんのよ。人形が移動するなんて普通考えられないでしょ!
ブラームスは生きてるのよ!って、そりゃまた異常事態をあっさり受け入れちゃう彼女。やはり、強靭なハートの持ち主。
物語の終盤、元彼から居場所を突き止められ、屋敷に侵入されてしまいます。(グレタは、元彼から居場所を知られないよう、連絡もつかないこの屋敷にアルバイトに来ていました。)
その元彼にブラームスを壊されてしまうんですよね。粉々に。
すると、部屋の壁に掛けてある鏡を突き破って、大人になったブラームスが出現!笑
生きてたんですね、ブラームス。
20年前の火災で死んだと思われていたブラームスが。
そのあとは、13日の金曜日を観ているようでした。笑
ジェイソンって仮面被ってるじゃないですか、ブラームスも、火傷を隠すために仮面被ってるんですよ。
ブラームスが執拗にグレタとマルコムを追い回すシーンでは、ジェイソンが襲ってきてるようにしか見えません。笑
最終的に、グレタは屋敷からの脱出に成功しますが、マルコムを助けるために再び屋敷に戻りブラームスとの決着をつけに行きます。
ブラームスを寝かしつけおとなしくなったところをドライバーでグサり。
そんな簡単に寝かしつけられるんだったら最初っからそうすればいいのに・・・。
決着をつけたグレタはマルコムを連れ、屋敷からの脱出に成功するのであった。
最後にこれだけ、
ホラーだと思ってドキドキしながら観てたら、ホラーじゃなかったってオチ。
この映画、驚かすの好きですねー。何度かビクってしちゃいました。笑
最後のシーンで、粉々にされたブラームス人形を修復するシーンがあるんですが、ブラームス生きてたんですね。続編への種をまいたみたいですが、この作品だけで十分満足です。
ということで、
長くなりましたが、このへんで。
それでは。