9.11を題材にしたものすごく愛に溢れた映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(原題”Extremely Loud & Incredibly Close”)』レビュー

 

 

タイトル

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(原題“Extremely Loud & Incredibly Close”)

監督

スティーブン・ダルドリー

出演者

トム・ハンクス

サンドラ・ブロック

トーマス・ホーン

公開年

2011年

 

 

物語は9.11のその後を舞台としている。9.11で亡くなった父親のメッセージを解き明かしていくといったストーリー。

 

 

おすすめ度 ★★★☆☆

 

 



 

 

あらすじ

 

9.11の同時多発テロで、大切な父(トム・ハンクス)を亡くした少年オスカー(トーマス・ホーン)。ある日、父の部屋に入ったオスカーは、見たことのない1本の鍵を見つける。その鍵に父からのメッセージが託されているかもしれないと考えたオスカーは、この広いニューヨークで鍵の謎を解くため旅に出る。

Yahoo!映画より

 

 

 

 

感想 ネタバレ含む

 

 

9.11で亡くなった父親の遺品である青い花瓶の中から出てきたBLACKという文字と鍵。

そこから主人公であるオスカーの謎を解く旅が始まります。

僕の秀才を生かして謎解き探検だーって。笑

 

しかしそれだけで父親の秘密を解こうとする行動力には唖然としましたし、BLACKと書いてある紙を見つけただけで、BLACKとつく人たちに片っ端から訪問するなんてなんとも無謀なチャレンジしちゃうんだねーって思ったり。

日本でいう、佐藤さんちを片っ端から探すようなもんよね。笑

んでもって、BLACKって書いてあるんだから名前じゃなくて黒人とかじゃない?とか思ったり。

 

 

そんなこんなで、オスカーはBKACKさん宅を訪問しては父に関する情報を収集しながら、鍵に合う鍵穴を無我夢中で探します。

探し方もすごくて、オスカーなりに色々考えて作戦を練るんですよ。

 

そんな彼はアスペルガー気味らしく、少し変わった子なんです。

頭はものすごくいいけど、パニックを起こしそうになったり、他の人と関わることが苦手だったりといった特徴があります。

 

そんなオスカーを支え、彼に合った環境を整えてくれた父親を心から信用し愛していました。

その父親役にはトム・ハンクス。

観ていて、いい父親だなーってほっこり。

トム・ハンクスの父親役ってしっくりくるんですよ僕的に。

父親は、アスペルガー気味であるオスカーに成長してもらいたいという願いも込めて謎を解くチャレンジを遂行していたのではないだろうか。

 

オスカーは見ず知らずの人と接することが苦手ながらも、父の秘密を解き明かすべくBLACKさん宅を訪問するんですが、行く先々ではオスカーの屈託のない素直な気持ちに心動かされる人が多かったのではないかと感じました。

9.11の直後ということもあり、心に傷を負った人や引きこもりがちになる人がいる中、あどけない子供が未知の土地まで足を運び父親の秘密を探し回る姿に勇気をもらったのではないだろうか。

僕はそう捉えました。

 

 

途中で出てきた爺さんについて。

正体は父親のお父さんだったんですけど、オスカーの旅に少し加担しただけで、あとはどっかいっちゃいましたね。笑

一緒に旅をしたことで、乗れなかった地下鉄や渡れなかった橋を渡れるようになりましたが、そんなに大きな影響を与えた人物ではなかったのではないかと…。

 

物語の終盤では、サンドラ・ブロック演じる母親が今までの旅の全貌を知っていたと明かします。

何もわかってない、理解していないとオスカーに言われ続けていた母親ですが、心配して訪問する先々にオスカーより先に出向き、オスカーをどうかよろしくお願いしますと頭を下げにいっていたのだ。

母親の愛情がこれほどまでに偉大なものなんだと感極まりました。




最後にこれだけ、

映画を観ていて思ったこと、

それは愛が溢れる映画だなって。

父親と息子の愛、母親が息子に捧げる愛、巡り合った人たちとの愛。

愛は世界を救うなんて言葉がありますけど、その通りなのかもしれませんね。

 

それから、

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いというタイトルはもしかしたら母親のことなのかもしれませんね。

親って口うるさいですよね、それなのにいつも近くにいる。

離れられない存在であり、なくてはならない存在。

そう思えば、このタイトルから愛がひしひしと伝わってきますね。


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ということで、

長くなりましたが、このへんで。

 

それでは。