・タイトル
ブレードランナー(原題“Blade Runner”)
・監督
リドリー・スコット
・出演者
ハリソン・フォード
ショーン・ヤング
ルトガー・ハウワー
他
・公開年
1982年
人間と全く見分けがつかないレプリカントとブレードランナーの対決を描いた作品
オススメ度 ★★★☆☆
・あらすじ
2019年、惑星移住が可能になった未来。レプリカントと呼ばれる人造人間が謀反を起こし、地球に侵入。レプリカント専門の捜査官“ブレードランナー”のデッカードは追跡を開始する。一方、彼は製造元のタイレル社でレイチェルというレプリカントに会い、心を通わせていくが…。
映画.comより
・感想ネタバレ含む
スターウォーズ、インディージョーンズでおなじみのハリソン・フォード主演、SF映画の金字塔であるブレードランナー。
舞台は2019年となっており、当時からしてみれば30年後の近未来となっている。
当時の映画として、スターウォーズやスタートレックなどスペースオペラ作品が人気を博す中、ブレードランナーは退廃した都市を舞台としSF映画とは思えないような斬新な作品となっている。
劇中、日本を連想させるような場面が多くあり、音楽も日本の和楽器が流れることもあった。
よく外国映画にありがちな、“間違った日本”が随所で垣間見え、若干の違和感を感じながら観てました。笑
日本を取り入れてくれてるところはなんとなく親近感が湧くというか、ちょっとだけ嬉しくなりましたね。笑
ハリソン・フォード演じるデッカードは、強靭な肉体と頭脳を兼ね備えているアンドロイド『レプリカント』を処分するために追跡しています。
レプリカントと戦うシーンが何度かあるんですけど、なんか、レプリカント弱いなって思って。笑
デッカードに対して手加減してるのかなって。笑
鉄板を素手でぶち破るほどの力があるのに、デッカードを鷲掴みにしたと思ったら顔を往復ビンタするだけ。笑
ペチペチペチって。
レプリカントのブリスが襲ってくるシーンはかなりの恐怖でしたね。
違う意味での恐怖というか、単純に気持ち悪かった動きが。笑
デッカードの頭を股で挟んで絞め殺すのかと思いきや、挟んだまま頭をペチペチ。笑
んでもって、離れていったと思ったら遠くから体操選手ばりのバク転で接近してくるもデッカードに撃たれ瞬殺されます。
どんな戦い方してんだよ…。
そのあとはレプリカント最強にして最大のボス、バッティとの対決。
バッティとの対決シーンもなかなかアホっぽくて面白かった。笑
デッカード終始逃げ腰なんですよね。
そりゃ最強のレプリカント相手じゃ歯が立たないのは当然ですけど、個人的にはもっと争って欲しかった。
しかもバッティ、壁突き破ってくるんですよ。
頭だけ壁突き破ってこんにちはするシーンとか笑っちゃいましたけどね。笑
それからバッティ、デッカードを追うときになぜかパンツ一丁になるんです。笑
なんの罰ゲーム!?ってツッコミたくなるところ。
仲間のブリスが殺された怒りで頭に血が上っちゃったからおかしくなったのかな。笑
決闘の終盤では、デッカードがビルから落ちそうになっているところをバッティが助けます。
そのシーンは感動しましたね。
バッティが自分の寿命を悟ったのか、命の尊さを知った瞬間でもあったそう。
その手にはなぜか生きた鳩。笑
急に鳩持ってるからびっくりしましたが、命の尊さを知ったバッティが誰の命でもその尊さに変わりはないことを知った瞬間でもあった。
ただ自由になりたい、ただ自分のことが知りたかっただけなのに、自分がレプリカントだったまでに追われる身になってしまい無念の死を遂げたバッティ。
ラストが切なすぎて、少しだけバッティに同情しました。
最後にこれだけ、
いろいろツッコミたくなる映画でしたが、当時の映画としては傑作なのでしょう。
これがSF?って思うところも多々ありますが、メカニックやブラスターなどのガジェット類など近未来的な要素が随所に見られるので、SF映画好きならまず観てほしい作品です。
CGという技術がまだ発達していない時代の作品ですが、車が空を飛び交いネオンが光り輝く未来都市には衝撃を受けること間違いなしです。
ということで、
長くなりましたが、このへんで。
それでは。