『世界から猫が消えたなら』感想ネタバレ 〜失って気づく大切なものとは〜

『世界から猫が消えたなら』感想ネタバレ 〜失って気づく大切なものとは〜

 

 

・タイトル

世界から猫が消えたなら

・監督

永井聡

・出演者

佐藤健

宮崎あおい

濱田岳

・公開年

2016年

 

 

携帯が消えても映画が消えても時計が消えてもいい。猫だけは消さないでって映画。

 

 

オススメ度 ★★☆☆☆

 

 

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・あらすじ

 

脳腫瘍で余命わずかと宣告された30歳の郵便配達員の青年の前に、青年とそっくりな悪魔が姿を現わす。悪魔は青年に、大切なものと引き換えに1日の命をくれるという。電話や映画、時計など大切にしてきたものが次々と失われていく中、青年は元恋人と再会を果たし、かつての思いや別れの時を思い出していく。親友や疎遠になった父の思いに触れ、亡き母が残した手紙を手にした青年は、人生最後の日、ある決断を下す。

映画.comより

 

 

・感想ネタバレ含む

 

 

猫好きが観る映画なんだとずっと思ってました。笑

そうじゃないんですね。

大切なものが自分の命と引き換えに消えていくって話なんだね。

 

 

内容的には恋愛映画なのか家族映画なのか動物映画なのかイマイチしっくりこなかったかなって部分はあります。

それから、ファンタジーなのかSFなのかなんかいろいろごちゃまぜな感じ。

 

 

過去に遡るシーンが多くあるんですけど、初めに電話が消えて彼女との関係がなくなり、映画が消えて親友との関係もなくなり、次に時計が消えるときにアルゼンチンに彼女と旅行に行ってるシーンになるんですけど、そこがよくわからなくて。

電話消えてるのになんで彼女と一緒にいるのか謎だったんですよ。

最終的には消えたもの全部復活してるし。

消えてったのはどういうことだったのだろうか…。

 

 

この映画の見どころは、自分の大切なものが消えていくことで過去の記憶や思い出、人間関係までもが消えてしまうということ。

彼女や親友、家族の繋がりが消えていってしまうのは観ていて心苦しくなることがありました。

どんなものにでも、小さなことにでも思い出が詰まっており、どれか一つ欠けてしまったら繋がりもなくなってしまう。

 

 

「僕がこの世界から消えたなら一体誰が悲しんでくれるのだろう」

 

 

と、冒頭で主人公が述べるセリフがあるんですが、大切なものを失っていくたびに主人公は気づかされるんですよね、たとえ自分が死んでも誰かの心の中には永遠に残り続けるんだと。

 

 

最後にこれだけ、

大切なものを失って、大切な人との繋がりも失ってまで僕は生きようとは思わないだろうなー。

その繋がりを断ち切ってまで生きるということは死よりも辛いことなんじゃないかな。

クライマックスで余命幾ばくもない母親と主人公の写真を撮る父親。

寡黙な父親が二人を見て静かに泣き崩れるシーンには感動して涙が止まりませんでした。

 

 

ということで、

 

長くなりましたが、このへんで。

 

 

それでは。

 

 

 

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