・タイトル
ジーパーズ・クリーパーズ(原題“Jeepers Creepers”)
・監督
ビクター・サルバ
・出演者
ジーナ・フィリップス
ジャスティン・ロング
アイリーン・ブレナン
他
・公開年
2001年
殺人鬼なのか人食いモンスターなのか、ホラーなのかアクションなのかな映画。
オススメ度 ★☆☆☆☆
・あらすじ
春休みの帰省のため、車で田舎道を走っていた大学生の姉トリッシュと弟のダリー。やがて、2人の車に不気味なトラックが急接近し、執拗に追い立てはじめる。何とか難を逃れた2人は、20年以上前に同じ道を走行中に行方不明になったカップルの噂を思い出す。実はこの付近には、23年に1度、大量の人々が行方不明になるという都市伝説があり…。
映画.comより
・感想ネタバレ含む
そういう映画だったの!?って感じ。
期待してたんですけど、暇つぶしに観てちょうどいいかな。
簡単にストーリーはというと、車で実家に帰省中の姉弟が、廃墟に停まっていたトラックから死体を捨てるところを目撃してしまい、謎の男に執拗に追い回されるというもの。
この映画、前半と後半でテイストが違うように感じるんです。
前半は猟奇的なサスペンスもので、正体も謎めきながら進む本作となっていますが、後半になるにつれ自らの正体を露わにし人喰いモンスターへと変貌するんです。
ヴィジュアルがすごくて、翼の生えた仁王像みたいな。
個人的にこの差が激しすぎてなんじゃこりゃってなりましたけどね。笑
前半のハラハラ感が嘘のように散ってしまいましたよ。
殺人鬼の話だと思ってましたもん完全に。
でもこの演出が観ている人をさらに引き込ませるんじゃないかなって思います。
そのモンスターが23年に1度、23日間現れ、その間に大量の行方不明者が出るんです。
人喰いモンスターなので人めっちゃ食べるんですよ。
傷んだ箇所の部位を食べると回復するみたいで、話によると心臓は何個か食べてるから死なないみたい。
食べたら死体を縫い付けて廃水パイプの中に放り投げコレクションに。
要するに、変わった趣味の持ち主なんですよ。笑
んでもって、気に入った匂いの人間を執拗に追い続けるらしく、ダリーがそのターゲットになります。
トリッシュに車でぐしゃぐしゃに轢かれても、警官に銃で撃たれても、目指すはターゲットであるダリー。
何をされても周りには目もくれないのです。笑
残念ながらダリーは捕まり、トリッシュが身代わりを懇願するも気に入った匂いのダリーですから目もくれず、闇の中へと連れ去られるのです。
ラストはダリーの目をくり抜かれて幕を閉じるという悲惨な終焉。
残念としか言いようがないラストでした。笑
あの廃墟に行かずトリッシュの言うことを聞いて警察呼べばよかったのに。
最後にこれだけ、
前半の期待感というか、傑作を予感させる演出が多々あったにもかかわらず、後半人喰いモンスターと正体が明らかになった途端一気にボルテージが下がりましたね。笑
前半は殺人鬼?って思いながら恐る恐る観てましたが、まさかの人喰いモンスターだと判明すると急に現実味がなくなっちゃうところが残念。
ということで、
長くなりましたが、このへんで。
それでは。