・タイトル
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(原題“Fntastic Beasts: The Crimes of Grindelwald”)
・監督
デビッド・イェーツ
・出演者
エディ・レッドメイン
キャサリン・ウォーターストン
ダン・フォグラー
アリソン・スドル
他
・公開年
2018年
ファンタスティック・ビースト第2作目。驚きの連続で終始目が離せません。
オススメ度 ★★★★★
・あらすじ
アメリカからイギリスに戻ってきたニュートは、アメリカ合衆国魔法議会が捕らえた強大な魔法使いグリンデルバルドが逃げ出したことを知る。恩師のダンブルドアから特命を受け、パリに向かったニュートは、仲間の魔法動物たちとともにグリンデルバルドの行方を追う。
映画.comより
・感想ネタバレ含む
前作は観賞済みで、今作も映画館にて観賞。
待ちに待ったファンタスティック・ビーストでして、期待を裏切らない仕上がりになってましたよ。
なんてったってハリーポッターシリーズを観てる人なら興奮せざる得ない内容ですからね。
今作は、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の続編であり、こちらを観ておかないと理解できないと思います。
ハリーポッターシリーズを観ていなくても楽しめますが、観ていればさらに楽しめること間違いないです。
ということで、今作ではとんでもなく物語が動き出しましたね。
そこで気になったことや発見したことを以下に書いていきたいと思います。
ネタバレあるのでまだ観ていない人はここから先観ないでくださいね。
・若き日のダンブルドアとマクゴナガル
劇中、魔法省の闇払いたちがダンブルドアがニュートを国外へと抜け出す手助けをしたとして尋問するためホグワーツへと訪れるシーンがありました。
その際、若かりしダンブルドアとマクゴナガルが唯一同シーンで映し出されるんです。
マクゴナガルってこんな昔からいたんだとしみじみ…。
ですが、マクゴナガルあんまり映らなかったんですよね。
リタの過去の回想シーンではバッチリ顔映ってましたが、それも一瞬。
でもダンブルドアとマクゴナガルの共演はファンにとって嬉しいものでしょうね。
・クリーデンスの正体
本作一番の衝撃はなんといっても、クリーデンスがダンブルドアの弟であるということ。
物語の最後にグリンデルバルドからクリーデンスに伝えられ、正体はダンブルドア一族であり、その名はアウレリウス・ダンブルドアだと明らかに。
その事実を知ったクリーデンスは自らの杖一振りで山をも崩壊させてしまうほどの魔法を放つんです。
さすがダンブルドア一族の力といったとこですかね。
『ハリーポッターと死の秘宝』で、ダンブルドアにはアバーフォースとアリアナの弟妹しかいないという情報しかなかったため、クリーデンスの実の正体は誰しもが衝撃のものとなったと思います。
今作でクリーデンスは、グリンデルバルドの演説に心動かされ闇の魔法使いへの仲間入りをしたわけですが、まだどっちつかずの状態であり、次回作ではどういう展開になるのか楽しみです。
・クイニーの裏切り
ティナの妹であるクイニー。
闇堕ちしましたね。
こちらもまさかすぎてびっくりでした。
ジェイコブを愛するが故に自らその愛を引き裂いてしまったクイニー。
魔法界ではマグルとの結婚は違法であり監獄行きだと劇中で述べています。
愛しているのに結婚できない、そんな悲しみに暮れる中グリンデルバルドが言う「誰とでも愛することのできる世界にする」的な言葉を聞きまさかの裏切り。
この感じ何かで観たことあると思ったら、『スターウォーズシスの復讐』の流れと一緒だ。笑
愛する者を救うためダークサイドへと身を挺し、結果愛する者を失うという悲しい結末。
それはさておき、そんなこと言われたら誰でも心動いちゃいますよね。
やっぱり口がうまいわグリンデルバルド。
ハリーポッターシリーズでは魔法使いとマグルの結婚は許されているので、最終的にはハッピーエンドで終わってほしいですね。
・それぞれの恋の行方
ニュートとティナ、ジェイコブとクイニー、リタとテセウス。
それぞれの恋模様も今作では展開ありありでした。
前作のラストではニュートとティナの関係がいい感じになっていたことは言うまでもありませんね。
今作では、ニュートが婚約したというガセネタが新聞で取り上げられてしまい、それを見たティナはニュートとの間に壁を作るんです。
婚約は誤解だとなかなか伝えられないニュートと、婚約したと勘違いしニュートに冷たく当たってしまうティナの感じがなんとももどかしいです。
ジェイコブとクイニーですが、前作同様クイニーのジェイコブへの愛が増してました。
ですがその間にも壁は存在し、上述した通りの結果になってしまうわけです。
グリンデルバルド側に付いたクイニーの今後に注目ですね。
リタとテセウスは婚約していましたが、グリンデルバルドの集会後、リタはグリンデルバルドが放った青い炎にのまれ亡くなってしまうという悲惨な結末となってしまいました。
リタってリタ・レストレンジじゃないですか。
レストレンジってことはベラトリクス・レストレンジと何か関係があるんですかね。
レストレンジと聞いたらそれしか思いつかなくて。
もしかしたらリタ、死んでなかったりして。
・フリーデンスとともにいた女性
劇中、サーカスのような見世物場にいたフリーデンス。
そこでは親密そうにしている女性がいました。
その名はマレディクタス。
自分の意思とは関係なく動物へ変化してしまう呪われた血を持つという。
その動物が蛇なんです。
名前はナギニ。
ナギニはハリーポッターシリーズで出てきたヴォルデモートの分霊箱の一つであり信頼を置いているパートナーでもありますよね。
そのナギニが人間の姿をして登場するわけです。
劇中では、クリーデンスとともに彼の実の母を探す旅に協力します。
呪われた血によりこの先人間の体には戻れなくなる時が来るということから、今後のナギニがどうなるのか興味深いです。
・ニコラス・フラメルの登場
『ハリーポッターと賢者の石』で名前だけちらっと出てきたニコラス・フラメルは、賢者の石を作った人物です。
今作ではがっつり出てきましたね。笑
終盤の戦闘シーンでも出てきましたが、どれだけの魔力を持った人物なのか一目でわかります。
『ハリーポッターと賢者の石』では600歳になっているとハーマイオニーが言っていたので、今後も活躍することは間違いないですね。
最後にこれだけ、
今作は次回作に続く重要な物語となっています。
物語のラストでニュートは、「グリンデルバルドは魔法動物の生態を何も知らない」と述べていました。
残り3章で魔法動物たちがグリンデルバルドを倒す鍵となっていくことは間違いないでしょう。
次回作は2020年11月らしいので、あと2年待たないといけないんですね。
あー、早く観たい!笑
ということで、
長くなりましたが、このへんで。
それでは。