『スマホを落としただけなのに(映画)』感想ネタバレ 〜美人に生まれただけなのに〜

『スマホを落としただけなのに(映画)』感想ネタバレ 〜美人に生まれただけなのに〜

 

 

・タイトル

スマホを落としただけなのに

・監督

中田秀夫

・出演者

北川景子

田中圭

千葉雄大

・公開年

2018年

 

 

スマホを落としたことによって事件に巻き込まれる戦慄SNSホラー作品。

 

 

オススメ度 ★★★★☆

 

 

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・あらすじ

 

いつものように彼氏に電話をかけた麻美は、スマホから聞こえる全く聞き覚えのない男の声に言葉を失うが、声の主はたまたま落ちていた彼氏のスマホを拾った人物だった。彼氏が落としたスマホが無事に戻ってきたことに一安心する麻美だったが、その日から麻美の日常は一変する。全く身に覚えのないクレジットカードの請求、それほど親しくない友達からの執拗な連絡…それらは麻美のさまざまな個人情報が彼氏のスマホからの流出を疑う事象の数々だった。一方その頃、ある山中で若い女性の遺体が次々と発見される事件が起こる。全ての遺体には、いずれも長い黒髪が切り取られているという共通点があり…。

映画.comより

 

 

・感想ネタバレ含む

 

 

知人に「面白いから観てみなよ』と言われて観賞。

題名からなんとなくどんなストーリーなのか予想できるなと思って敬遠してましたが、見事に騙され食い入るように観てました。

 

 

何が面白いかって、自分にも起こりうることを題材としているところに感情移入できるから。

スマホが普及している今、関係ないとは言えない内容です。

 

 

さて、今回観賞した映画は、『リング』の中田秀夫監督による、小説『スマホを落としただけなのに』を映画化した作品。

スマホを落としてしまったがために、拾った相手により個人情報を盗まれ、ストーカー被害に巻き込まれていくといったもの。

自分のスマホがロックされたり中を見られたり位置を特定されたり、目に見えない犯人に全てを筒抜けにされる恐怖を体感させてくれます。

そんなことで?と思うかもしれませんが、そんなことが恐怖の入り口なのです。

 

 

主人公麻美の彼氏である富田くん、一度誰かの手に渡ったスマホに疑念を持たなかったんですかね。

返してもらって意外とあっさりな感じだったのでこの二人の危機感のなさに少し驚きました。

 

劇中では、スマホを他人に渡すシーンが何度かありまして、たかが数秒貸す程度なのですが、その間に個人情報を抜き取られたりするんです。

富田くんも麻美のスマホに位置情報アプリをインストールした際パスワードを覚えていましたからね。

 

今の時代スマホがあって当たり前な社会になりつつあります。

そんなスマホには住所や連絡先、カード情報やプライベートな写真などありとあらゆる個人情報が集約されており、流行りのSNSでは世界中の人とつながることさえ簡単にできてしまいます。

スマホはもはやその人の人権そのものなんですよ。

中身を見たらその人の人となりがわかります。

観終わった後は怖くて誰にも渡したくないと思いますよきっと。笑

 

 

僕自身も一度なくしたことがあるんですが、その時はパニックでしたね。

ないとどうしようもない不安に駆られるというか、とてつもない恐怖でした。

スマホ依存という言葉まで出る今日、スマホは自分以上に自分の情報を握っているといっても過言ではありませんよね。

 

それが知らない人間に覗かれてるわけですからたまったもんじゃないですよね。

犯人は麻美に好意を持ったことから嫌がらせが始まるのですが、そのやり方が非情すぎるんです。

富田くんの上司のSNSを利用し麻美にメッセージを送りつけたり、富田くんのクレジットカード情報を盗み高額な買い物、浮気を疑わせる写真や動画をメールで送ったり。

それが原因で人間関係も悪くなるんですよ。

どう対処することもできないから操り人形状態。

スマホ落としただけなのに人間関係まで崩れるんですからね…。

 

 

話は変わりまして、

犯人の取り調べをしていた際、「お前も同じだよ」的なことを新人の刑事に言い放ちましたよね。

その刑事は過去に母親からの虐待を受けていたことが劇中で語られています。

犯人も同じ過去を経験してきたみたいで、勘付いたんですかね。

劇中、刑事が風俗嬢の控え室に訪れた時、長い黒髪の女性の側で「お母さん」と囁いたのには、

あ、こいつ犯人だって騙されました。笑

 

僕の見解では、母親からの虐待という辛い過去を背負ってきた両者(同類)であるが、その過去に復讐する犯罪者となるか、過去を葬り去り刑事となるかで歩む道が大きく異なるんだと感じました。

的外れならすいません。

 

 

犯人が判明して、はい、終わり。

だと思ったんですけど、それを上回る衝撃でしたね麻美の正体。

まさか犯人越えするなんて。

 

犯人、麻美の身の上を語らせるために猶予与えすぎだし。笑

富田くん、足を鉄パイプで思いっきり殴られたのに話聞いた瞬間痛みを忘れ呆然。笑

ツッコミどころいっぱいありますけどまあいいでしょう。笑

 

稲葉麻美はもともと山本美奈代という人物で、整形し稲葉麻美となり代わりに人生を送っているという。

その過程で、なぜ?と思うことがあって。

当時ルームシェアをしていた稲葉麻美と山本美奈代なのですが、株で失敗した稲葉麻美が多額の借金を背負い、山本美奈代のカードでお金を借りまくるんですよ。

んで、これでは山本美奈代が借金取りに追われるので、稲葉麻美は山本美奈代に成り代わり自殺するんですね。

そこで、なんで山本美奈代のカードを使ったのか意味わかんなくて。

自分のカード使えば身代わりにならなくてよかったんじゃないのかと個人的に思いました。

株で失敗したから少しパニックになってたんですかね。笑

 

 

 

最後にこれだけ、

この映画、ぜひ観て欲しいと思います。

誰もが所有しているスマホを題材としているので、自分に置き換えてみることができると思います。

スマホでのショッピングやSNSでの投稿など、何気なく利用しているものが実は落とし穴だったり。

その落とし穴に落ちないようにするためにセキュリティーが大切なんです。

ネット社会でも現実社会でもセキュリティーにより守られています。

最終的に身を守るのは人と人との絆なんだよってことをこの映画では伝えているのかもしれませんね。

 

 

ということで、

 

長くなりましたが、このへんで。

 

 

それでは。

 

 

 

あ、スマホ忘れてませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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