・タイトル
50回目のファースト・キス(原題“50 First Dates”)
・監督
ピーター・シーガル
・出演者
アダム・サンドラー
ドリュー・バリモア
ロブ・シュナイダー
他
・公開年
2005年
不慮の事故により新しい記憶を失ってしまう彼女とその彼女に惚れどんな手を使ってでも振り向かせようとする男の物語
オススメ度 ★★★★☆
・あらすじ
常夏のハワイの小さな島。行きつけのカフェ、フキラウ・カフェで朝食をとるルーシー(ドリュー・バリモア)に、男が声をかけてきた。シーライフ・パークで動物たちの面倒を見るプレイボーイの獣医ヘンリー(アダム・サンドラー)だ。ルーシーの大好きなワッフルや海洋生物について話すうち意気投合した2人は、翌朝もカフェで一緒に朝食を食べようと約束する。翌日、ルーシーの前に約束通りヘンリーが現れるが、彼女はなぜか冷たい態度をとって他人のふり。混乱するヘンリーに、カフェのオーナーがルーシーの抱える病気について教えてくれた。毎日、彼女との初対面から始め、少しだけ心が通じたり、フラれたりの繰り返し。それでもヘンリーはメゲずに、ルーシーの笑顔見たさにアプローチを続ける。ある日、ルーシーはハプニングで、時間が一年間自分の中で止まったままなことを知る。マーリンとダグは、こんな時いつも行く病院にルーシーを連れて行く。主治医のDr.キーツ(ダン・エイクロイド)から「あなたの記憶障害は一生治る見込みはない」と、衝撃的な事実を告げられたルーシーはショックを受けるが、翌日には忘れてしまう。ヘンリーは、毎日がお膳立ての繰り返しであるルーシーの人生を変えるため、病気の事実と愛の告白を綴ったビデオを作る。ビデオを見た直後は絶望の淵に追い詰められるが、心からの愛の言葉を語り続けてくれるヘンリーの優しさと深い愛に触れ、毎日毎日、彼と恋に落ちるルーシー。そんな幸せの絶頂の中、ルーシーは、ヘンリーがセイウチの生態研究の為にアラスカに行く夢を、自分のために断念したことを知る。ルーシーは、「私と一緒にいたら彼の未来はない」と思い、自分が愛する人の重荷にならない為、別れを決意するが……。
映画.comより
・感想ネタバレ含む
初見は日本でリメイクされた本作でした。
山田孝之と長澤まさみの。
あの映画もよかったですけど、やっぱり本家はさらによかったですね。
ややコメディーよりなんですけど、それでもどこかキュンとさせてくれる要素もふんだんに盛り込まれてました。
下ネタのオンパレードではありましたけど、そのへんオープンなところがアメリカンな感じでいいと思いました。
舞台がハワイということもあり、音楽といい雰囲気といい全てが最高。
水族館の動物たちとのやりとりなんかは観ていてほっこりするほど。
ペンギンがアロハシャツ着てる姿なんか可愛すぎましたよ。笑
やはり一途なヘンリーはとても素敵で魅力的ですね。
ルーシーに対し毎日同じ日を繰り返し演技していた家族のルーシーを想う気持ちも悪くはなかったのですが、逆にヘンリーはルーシーに真実を伝え、たとえショックを受けたとしてもまた再びルーシーを笑顔にさせるところが素敵だなと感じました。
僕たちが日々過ごす中で、今日は素敵な一日だったとか新鮮な日だったなんてことを思うことは少ないと思います。
ですが、一日しか記憶がもたないルーシーにヘンリーは新鮮で愛情のこもった一日を毎日プレゼントしているのです。
普通に考えて、毎日それを繰り返していたら苦しくて辛くて嫌になることだってあるかもしれないけど、ルーシーを想う気持ちが何よりも強いヘンリーだからそういうところは一切見せず、陽気な感じに接していて、そういう生き方にとても感銘を受けました。
最後にこれだけ、
ヘンリーがルーシーを一途に想う気持ちは本当に素敵で、好きな人大事な人がいるならば決して離してはいけないと思いました。
二人の間に障害があったとしても、愛があればどんなことでも乗り越えられる。
しかし、現実はそう上手くはいかないことのほうがたくさんあるが、そう思わせてくれるこの映画は僕の中でとても感慨深いものとなりました。
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ということで、
長くなりましたが、このへんで。
それでは。