タイトル
ハプニング(原題“The Happening”)
監督
M・ナイト・シャマラン(M. Night Shyamalan)
出演者
マーク・ウォールバーグ(Mark Wahlberg)
ズーイー・デシャネル(Zooey Deschanel)
ジョン・レグイザモ(John Leguizamo)
他
公開年
2008年
おすすめ度 ★★★☆☆
あらすじ
ある日突然全米全土からミツバチの姿が消えたのを皮切りに人々が次々と倒れていく異常現象が発生。フィラデルフィアの高校教師エリオットは妻や友人の娘を守るために見えない脅威からの逃避行を続けるが……。
映画.comより
感想(ネタバレ少々含む)
観ていて、妙に現実的だな思いました。
絶対にありえないことではあるんですけど、本当に起きたらどうしようと考えながら観入ってしまいました。
自然界の脅威に人間は為す術がないということ。
人間がどうあがいても解決できないものほど怖いものはないです。
何が起きているかわからないハプニング続きの映画でした。
頭がついていかないんですよ。
画面の中で起きている状況に。笑
最初は面白かったんです…。
序盤、人がバタバタとビルの屋上から飛び降りシーンが衝撃的すぎてこれからの展開にワクワクして。
だって、人が突然死ぬんですよ。
それが、自殺という方法で。
なんでなんで⁉︎って持ち上げておきながら最後はズドーンと突き落とされる気分。
何か起こりそうっていう不穏な空気感は醸し出してくれていたので最後まで飽きずに観れましたが。
自然の脅威が人間を自殺に追い込むという特異な設定ではありましたが、そういう類のストーリーって終わらせ方が大事ですよね。
多くの命を奪った自然病ですが、最終的には何も回収されずに夫婦の仲が良くなって終わるんです。
監督も路頭に迷ったんですかね。笑
シックスセンスはよかったんだけどなー。
なぜ人はその自然病に侵されると自ら命を絶つのかくらい“なぜ?”の解明があってもよかったのではないかと思うんです。
まぁ、B級のゾンビ系や伝染病系の映画よりは断然よかったと思いますよ。
ありそうだけどなかった設定で引き込まれ具合は半端じゃないです。
ただ、おばあさんの家に入った時から何この映画って思うようになりますよ。笑
急に頭おかしくなって逃げ惑う主人公を追うように窓ガラスを頭突きで割っていくんです。
若干パニックホラー化しちゃいましたけど、なぜあのシーンを組み込んだのかは謎です。笑
あのままゾンビ映画にしたら面白かったんだけどなー。笑
最後にこれだけ、
なんだかんだ最後まで観入ってしまいましたね。
そこはシャラマン監督の巧みな演出に引き込まれた自分がいたんでしょうね。
少しどころか結構グロめなので、苦手な方はお気をつけくださいね。
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ということで、
長くなりましたが、このへんで。
それでは。