・タイトル
ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(原題“Miss Peregrine’s Home for Peculiar Children”)
・監督
ティム・バートン
・出演者
エバ・グリーン
エイサ・バターフィールド
サミュエル・L・ジャクソン
他
・公開年
2017年
ティム・バートン節が随所に表れるダークファンタジー。奇妙な能力を持つこどもたちがなんとも不気味です。
オススメ度 ★★☆☆☆
・あらすじ
周囲に馴染めない孤独な少年ジェイクは、唯一の理解者だった祖父の遺言に従い、森の奥にある古めかしい屋敷を見つける。そこには、美しくも厳格な女性ミス・ペレグリンの保護のもと、空中浮遊能力を持つ少女や透明人間の男の子、常に無口な双子といった、奇妙なこどもたちが暮らしていた。
映画.comより
・感想ネタバレ含む
チャーリーとチョコレート工場、アリスインワンダーランドのティム・バートンが「ハヤブサが守る家」を実写映画化した奇妙なファンタジー映画。
能力を持つこどもたちって言葉だけで興味津々で観賞。
でも、能力がしょぼい。笑
空気より軽い女の子や口から蜂を出す少年、力持ちの女の子や見た夢を映し出す射影機少年など、他にも色々いるんだけどどれも中途半端なんだよなー。
役に立つかもわからない能力のオンパレード。
それにしてもよくこのメンバーでホロウたちを倒しにいったよね。
結局ホロウを倒したのって、骸骨たちだよね。笑
そもそも、心臓を物に移植して動かすって能力を能力って呼べるのかすら疑問。笑
そりゃあ、X-MENみたいなスーパーヒーローに比べたらそう思うのも仕方ないんだろうけどね。
そこはファンタジーだから良しとして。
欲を言うならもう少しだけこどもたちの能力見たかったなーってのはあります。
双子の能力なんか一瞬でしたもん。
ストーリーはというと、祖父の遺言を機に過去にタイムトラベルし奇妙な館へと向かい、こどもたちを守るためホロウとの戦いに挑む巻き込まれちゃった的な内容。
ありきたりっちゃありきたりなんだけど、祖父と孫の物語ってところがチャーリーとチョコレート工場にどこか似てるなと思ったり…。
1943年の戦時中で爆撃が館を襲う日に孫をタイムトラベルさせる祖父もクレイジーよね。
ジェイクの能力を知ってたからってこともあるけど。
そのジェイクの能力ってかなり都合いいですよね。
ホロウが見えるって。笑
敵にとってはまさにチート級の能力ですが、その周りを固めるこどもたちが使えなくて…。笑
もし続編があるとしたら、技を磨き上げたこどもたちの姿を見てみたいですね。
最後にこれだけ、
ティム・バートンの作品の中では面白い作品だなと個人的には思いました。
ティム・バートンらしい世界観と映像の美しさはやはり秀逸。
ですが、内容にまでは手が回らなかったようで…。
ということで、
長くなりましたが、このへんで。
それでは。